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セイヨウナシの食べ頃を考察する


セイヨウナシの食べ頃を考察する

西洋梨:バートレット

9月中旬の出回りと聞いているのに、10月の中旬に入手した。まだ黄緑色の青いやつを2個が袋に入ったもの。10日間くらい置いてようやく黄色い色になってきた。ついにはフルーティな良い匂いが漂い始めた。翌朝早速その1個を食べてみた。結果は残念。ジューシーではあるが酸味が強く、日本なしにも時々ある果肉の中のがさがさごつごつしたような食感だ。まだ早かったようだ。夕方まで待ってもう1個を食べてみる。色は黄色から少し黄土色(薄茶色?)によってきた。結果は正解に近い。酸味とがさがさした食感は消えて滑らかな無知触りに近づいた。あと1日までば洋ナシ固有のクリーミーな味わいに近づくだろう。

洋ナシを楽しむにはせっかちは駄目。一拍から2拍くらい遅らせる感覚が大事だ。

果肉と水分が分離しない状態まで塾生を追いかける。

良い匂いのときがベストではない。良い匂いのときはまさに熟成のステージの変換点にあるときだ。良い匂いをキャッチしてから3日~5日が美味しいのピーク。後ろへ行けばより甘くより濃厚だろう。それが過ぎると果肉が崩れて食べにくくなるだろう。

良い匂いをキャッチした日から数えて5日目。多分、これがベスト。待つのも勇気と根気が必要だ。果肉の小さなものは3日目か4日目。多分、これでいける筈だ。

匂いがしてこなかったら、それはどの道にせよ不良品だ。

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