セイヨウナシ(西洋梨)
- スーパーで2個売りのものを買って食べた。1個は柔らかく甘くみずみずしくて美味しかったが、もう1個は固くて甘くも無くみずみずしさの無く美味しくなかった。買う前に見分けるのか、買った後に熟成させるのか、その辺を分かっていないとお猿さんに負けてしまう。
- ウイリアムズ・ボン・クレシアン:セイヨウナシの原種でイギリスで発見され、アメリカに渡りバートレットと呼ばれるようになった。
- 西洋梨(学名:Pyrus communis)、バラ科ナシ属(英)Pear(仏)Poire。和梨と中国梨の東洋種系梨と並ぶ梨の分類の一つ。
- 成る程ね。ネットを歩くと、セイヨウナシは追塾(ついじゅく)が必要とある。普通は買ったときは固くてそのまま食べると不味く、芳香を出すようになるまで追塾させる。頃合いを見定めるのは慣れないと難しいらしい。
- 逆に、柔らかいものを手に入れてしまった場合、追塾が進むのを止めるには冷蔵庫に入れるらしい。
- だから、スーパーに行ったときには、手にとって固さ・張り・匂い(芳香)を比較しながら確認することだ。
- 品種によって食べごろとなる時期が異なるので留意すること。
セイヨウナシの食べ頃
- バートレットなどの早生種:9月~10月が食べごろ。
- ラフランスなど:11月~12月が食べごろ。
- 時期は目安であり、実際は物の状態を確認して食べるべし。
- 色々な種類を食べて、時期を変えて食べて、試行錯誤を重ねる。
- 追塾の時間、場所(温度)もいろいろ経験してみる。
- 自分の好みを見つける。
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主な品種
セイヨウナシの品種は世界で3000~4000に近いとか。だからここにリストするのは無謀。意味も無い。
セイヨウナシ>エルドラド*セイヨウナシ>オーロラ早生種。甘味、酸味、クリーミー、ジューシーがバランスしていて美味しい。*
セイヨウナシ>越さやか*
セイヨウナシ>コミス(ドワイエンヌ・デュ・コミス)
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セイヨウナシ>シルバーベル*
セイヨウナシ>スタークリムソン早生種。熟すと表皮が赤くなる。食べ時期の把握が難しい?。*
セイヨウナシ>セニョール・デスペラン*
セイヨウナシ>ゼネラル・レクラーク*
セイヨウナシ>ドワイアンヌ・ドゥ・コミス:栽培が難しく幻の西洋なしとも呼ばれる。
セイヨウナシ>バートレットこれも出荷は早い。追熟が過ぎると滑らかさが失われて崩れた食感になる。食べる工夫が必要。
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セイヨウナシ>バラード
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セイヨウナシ>ブランデーワイン表皮は 青色ってどんな色なんだろう?。黄緑色に若干青みが掛かっている程度で意識しないと分からない。あまり出回っていない。
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セイヨウナシ>プレコース
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セイヨウナシ>フレミッシュ・ビューティ(日面紅)
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セイヨウナシ>マックス・レッド・バートレット
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セイヨウナシ>マルゲリット・マリーラ早生種。*
セイヨウナシ>メープルレッド
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セイヨウナシ>ラ・フランス10月頃の出荷。日本の生産の7割がラフランス。
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セイヨウナシ>ル・レクチェ(LeLectier)これも美味しい。
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セイヨウナシ>レッドバートレット表皮が赤い。味などはバートレットに同じ。