果実酒の管理
果実酒は仕込までは直ぐに進むが熟成段階になると時間が掛かる分、やり直しが出来ない。
時間を掛ければ良いものでもない。
1つのロットが1つの管理対象だ。
材料、仕込み、熟成、消費、廃棄。
仕込み単位にカルテを発酵してやればよい。カルテは追記型。途中状態も、一切を時系列に並べればいいかな?。記録だから、あるべき論と実績ファクトは混同しないことが必要。
梅仕事の管理も方法論は同じになる。
途中で合流させる時は、スペックが変わる訳だから、親を記録して、新たにロットをスタートさせる。スペック及びプロシージャに親を明記すること。
ロットA+ロットB⇒ロットC
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ロットID=「果実名」「作品名」「年度」「区分名」
果実名:リンゴ等。種別:酒・シロップ等。年度 :9999、区分名:識別のための特徴。
ロットSPEC=記述を増やせばキリが無いだろうが、基本的にはその作品を構成する内容。ラベルに記載する。
- 仕込んだ年月日・ブレンドした年月日
- 仕込み責任者・ブレンド責任者
- 使用した果実名・品種名、果実の量(グラム、個数)
- 使用した酒・品種・量。ブレンドの場合はロットIDと量。
- 使用した糖分の種類・量。
- その他添加物の種類と量。
- 仕込みボトル ⇒ロットPROC?
- 熟成ボトル ⇒ロットPROC?
ロットPROC=再現可能なプロシージャ。
- 時系列で記述。
- 準備段階から
- (x月x日)材料調達
- (x月x日)仕込み
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