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果物をスムージーやジュースで楽しむ


果物をスムージーやジュースで楽しむ

スムージーは果物や野菜などを高速拡販して流動化させた食品。繊維質も含まれ健康自然食品として重宝する。ジュースは繊維質などを除去した液体部分で酢っきりした飲み物。

これらを作る道具としてはミキサーやジューサーとなる。切り替えにより兼用のものもある。




季節季節の果物・野菜で朝の食事タイムの彩りを豊にしたいが、野菜を多めにすると健康食品っぽくて食事を詰まらなくする。

  • 酸味の果物(林檎、柑橘類):20%~50%、林檎は分けありを上手に活用する。
  • 滑らかな果物(バナナなど):20%~50%、
  • その他の季節の果物:0%~50%、相性を見ながら割合を工夫すること。
  • 季節の野菜:0%~20%。新鮮なものほど青臭さも目立つので割合を工夫すること。

  • 100%スムージー100%ジュースに拘るのが健康志向かもしれないが、少量の冷水を入れると攪拌しやすくなるし飲みやすくなる。
  • 攪拌機の能力にもよるが、氷の攪拌も可能なら氷も加えたい。

アップルパイの手作りを楽しむ


アップルパイの手作りを楽しむ

手作りアップルパイ

レシピは色々ある。パイ生地が一つのポイント。市販の冷凍パイシートを使えば簡単。自分で粉から作ると面倒。

リンゴだからアップルパイだけど。ウメを使ったパイもあるのかな?。調べると梅ジャムを使ったパイ(梅ジャムパイ?)はありそうだが、あまり積極的ではない。リンゴのような食感がないのも魅力に欠ける要因なんだろう。



アップルパイの生地

  • 手作りパイ生地
  • 好みのアップルパイを作るなら、生地も手作りすることになる。当然だろう。強力粉・薄力粉・バターが1:1:1がベースで、それを好みに振っていけばよい。手順も試行錯誤だろう。

アップルパイのリンゴ

  • リンゴは紅玉を使うのが普通。多分もっとも上出来なんだろう。
  • 他の品種は紅玉と比べて酸味が不足するが、糖分は高いので別の美味しさが期待できる。
  • イギリスの青林檎ブラムリーは紅玉以上に酸味があるのでこれでアップルパイを作ってみるのも面白い。
  • 紅玉は定番で作るとして、他の品種はその年の豊作になったものを選べばいいだろう。だからベランダの植木鉢には紅玉を1本植えておいて、後の品種はスーパーに走って調達する。

材料

  1. リンゴ
  2. 冷水

道具

  1. 篩(ふるい)
  2. オーブン(またはオーブン機能付の電子レンジ)

手順

  1. 粉を篩いに掛ける

セイヨウナシの食べ頃を考察する


セイヨウナシの食べ頃を考察する

西洋梨:バートレット

9月中旬の出回りと聞いているのに、10月の中旬に入手した。まだ黄緑色の青いやつを2個が袋に入ったもの。10日間くらい置いてようやく黄色い色になってきた。ついにはフルーティな良い匂いが漂い始めた。翌朝早速その1個を食べてみた。結果は残念。ジューシーではあるが酸味が強く、日本なしにも時々ある果肉の中のがさがさごつごつしたような食感だ。まだ早かったようだ。夕方まで待ってもう1個を食べてみる。色は黄色から少し黄土色(薄茶色?)によってきた。結果は正解に近い。酸味とがさがさした食感は消えて滑らかな無知触りに近づいた。あと1日までば洋ナシ固有のクリーミーな味わいに近づくだろう。

洋ナシを楽しむにはせっかちは駄目。一拍から2拍くらい遅らせる感覚が大事だ。

果肉と水分が分離しない状態まで塾生を追いかける。

良い匂いのときがベストではない。良い匂いのときはまさに熟成のステージの変換点にあるときだ。良い匂いをキャッチしてから3日~5日が美味しいのピーク。後ろへ行けばより甘くより濃厚だろう。それが過ぎると果肉が崩れて食べにくくなるだろう。

良い匂いをキャッチした日から数えて5日目。多分、これがベスト。待つのも勇気と根気が必要だ。果肉の小さなものは3日目か4日目。多分、これでいける筈だ。

匂いがしてこなかったら、それはどの道にせよ不良品だ。

.★★☆, 西洋梨を食べてみた《バートレット》


西洋梨を食べてみた《バートレット》

バートレット

道の駅まで出かけた時に購入。まだ青かったので追熟は自分で。加減が分からないけど、1個はクリーミーになる1歩手前で食べてしまった。でも美味しかった。この味わいはベストでしょう。もう1個はもっと前に食べて大失敗かな。


西洋梨(セイヨウナシ)の追熟方法


西洋梨(セイヨウナシ)の追熟方法
  • その辺に置いておけば勝手に追塾、追加の熟成?が始まるのだろうと思っているが、目にする記述は冷蔵庫とはっきり書いてある。おかしいな。冷蔵庫は追塾を停止させる時に入れるのではなかったか。よく分からないのがセイヨウナシの追塾だ。
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洋梨の追熟 ・ セイヨウナシの追熟
  • いくつかのサイトをチェックして追熟について一定の理解を得ることができた。疑問は疑問のまま残ることも。
手順
  • 収穫:
  1. 樹木から果実をもぎ取ること。収穫のタイミングも簡単でないらしい。農家の熟練度が問われるのだろうが、消費者には手の届かない話だ。
  • 予冷:
  1. 収穫した梨を一定期間一定の温度(4度C前後?)状態に置くこと。予冷によって一時的に熟成を止めることにより、出荷時の品質を均一化できる。出荷・配送・店頭のどこかで常温環境に戻される。
  2. 予冷により追熟期間が短縮されるなどの効果もあるようだが、個体差や追熟環境の影響を受けるので素人には分かりようがない。。
  3. 尚、予冷の時間・環境によっては弊害もある。追熟が適切にできないケースもあるようだ。
  4. 予冷など最初から必要としない寒冷地での収穫が理想的でしょう。
  • 購入:
  1. 収穫・予冷は基本的に生産者の仕事で、消費者は店頭に並んだものを買うしかない。
  2. アボカドに似ている。直ぐに食べたい時は柔らかいものを、時間を置いて追熟させてから食べたい時は固くて痛みのないものを購入。ある程度経験を重ねないと、ぴったりのものを購入するのは難しいかもしれない。
  3. 収穫して予冷などしないで直ぐに発送してもらえる寒冷地の通販がベストな選択でしょう。
  4. 通販の場合は、生産者の顔が見えるし、実績もある程度は把握できる。口コミ情報も出まわるので、農家m半端な対応はしない。その分、値段も立派になる傾向がある。
  • 追熟:
  1. 固い洋ナシは追熟させてから食べます。予冷の状況も分かりませんから、追熟でどこまで完成させることが出来るか、どれくらいの期間が必要かは分かりようがありません。「ベストな完熟状態の見極め」は試行錯誤しかないでしょう。
  2. 一度に多くの洋ナシが手に入った場合は、冷蔵庫に入れて自然熟成が進まないようにします。冷蔵庫も安心はできない(不味くなる)ので、2週間程度が目処でしょう。多すぎる場合は半調理品や果実酒に供するのが良さそうです。
  3. 追熟は10度~20度あたりの温度。期間は品種による。2週間~2ヶ月。徐々に軟らかくなって良い匂いがしてきますが、ベストを探っているうちにピークを過ぎているということもあります。最初は、少しずつ時間をずらして食べてピークの感触を探ります。好みもあります。
  4. 急ぐ場合は温度を上げる。これは間違いらしい。急ぐ場合は紙袋に入れる。果物が放出するエチレンガスを利用するためです。1個より複数個、リンゴとか他の果物を一緒に入れれば尚早まるらしい。梅の追熟と同じ要領ですね。(余計なことをしなくても自分自身のエチレンで追熟はゆっくり進みます)
  5. 適当なところに大き目のバスケットを置いて、スーパーなどで見つけた気に入った洋ナシを放り込んでおいて、食べごろになったら次々と賞味していく。肩がこらない自然な食べ方。硬さだけでなく色や匂いが変わるのでアボカドよりはるかにわかりやすい。
  • 賞味:
  1. 食べごろと判断したら適当にカットして食べます。
  2. 生食が一番でしょうが、半調理して食べることもできます。スーパーで購入する場合は生産者の顔が見えないから又苦よそ事になる。
  3. 果実酒にする場合は、熟成ピークがベストだろうが、熟成させすぎたものも利用してよさそうだ。ホワイトリカー(またはブランディ)を入れたボトルに漬け込むだけだが、いったん冷蔵庫に入れて追熟をとめて1回または2回で処理する。1個ずつでは面倒。


  • 賞味上の注意:
    しっかりしたお店などで本当に美味しい西洋梨を食べてみることが大事。食べごろと思ってベストなものに在り付いたのか今一だったのかが判断できません。色々な種類も難解か食べてみることに加えて、評判のフルーツパーラーなどで賞味しておくことが自分の舌を確かなものにしていきます。

セイヨウナシ(西洋梨)の果実酒を作る


セイヨウナシ(西洋梨)の果実酒を作る

単に「洋梨酒を作る」でもよいか。和梨は果実酒に向かないとする人もいるようだ。

果実酒を作る手順は同じ。

西洋梨の場合の勘所は、①熟したものを使うか、②熟していないものを使うか。若干、手順が違ってくるようだ。

(1)熟した西欧梨

  1. ホワイトリカーから取り出すの早めに。2週間~1ヶ月。
  2. 糖分が強いので氷砂糖は少なめにする。西洋梨の重量の10%~20%。
  3. 酸味が不足するのでレモンを多めに入れる。西洋梨200グラム~300グラムに対してレモン1個が目安。酸味を苦手にする人は少なくする、または入れない。
  4. 果実を取り出した後の熟成期間は1年。その後は半年を目処に消費します。
  5. 果実の取り出すときに、梨を絞って液体を抽出します。
  6. 熟成用ボトルに移すときにしっかり濾過します。
(2)熟していない西洋梨
  1. ホワイトリカーから取り出すタイミングは、3ヶ月~6ヶ月。
  2. 氷砂糖は20%~30%。ドライを好む場合は少なくしてよい。
  3. レモンは300グラム~400グラムに対して1個が目安。酸味に対する好みで適宜増減させる。
  4. 果実を取り出した後の熟成期間は0.5~1.0年。その後1年間を目処に消費します。
  5. 熟成用ボトルに移すときにしっかり濾過します。

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  • 上記(1)と(2)は似て非なるものです。全く別の味の果実酒になります。


(3)果実酒の熟成限界
  • 最初に仕込んでから2年程度を目処に消費まで終わらせる。素人の手作り果実酒ではこの辺が美味しさでも、管理上も、妥当なところでしょう。
  • ベテランが必要な環境・必要な手順にて作れば3年もの、5年もの、8年ものも可能でしょうが、場合によっては馬鹿馬鹿しい結果に終わることも。
  • 梅酒だけは例外的に素人でも長期熟成にチャレンジする余地があるようです。それでも3年間で消費完了にしたい。
  • もともと梅は酸っぱいので酸化しても分からないのが素人を混乱させる理由。酢だって飲み物として楽しんでいる人もいる。10年物の梅酒は実は10年物の梅酢ってこともあります。
  • 素人さんの熟成梅酒の楽しみ方は、3年熟成でその後1年以内に飲むのが梅酒の限界だし極上と心得る。
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参考


  • 市販品を購入して自分の好きな味か作りたい果実酒か見極めるのが先かも知れない。

ブドウの果実酒を作る


ブドウの果実酒を作る

ブドウの果実酒といえばワインがお馴染み。でもそれを手作りするのは大変だろう。リンゴ酒のように簡単に自宅で作れないものだろうか。

ところが、

ネットを幾つか見てみると残念な結果でした。個人が勝手にブドウの酒を造ると法律違反らしい。


(注意)
ブドウで果実酒を作ると酒税法違反です。



ブドウの果実酒

成程ね。少し分かりました。勘違いもありますが・・・。

酒税法では基本的に、酒を勝手に作ってはいけない。売り物であれ、自家消費であれ、駄目が基本。作る方法が、発酵であっても、混成(酒と混ぜて作る)であっても同じ。基本は駄目。

ですが、例外規定がある。

酒はもともと、サルやヒトの基本的な楽しみの一つ。言わば基本的人権に属するものです。それを勝手に法律で制限するという理不尽は許しがたいものです。例外規定で酒税法の枠を緩めているが不十分ですね。変な縛りがあります。

  • (1)混成酒、主に果実とアルコールを混ぜて作りますが、アルコールの度数は20%以上が要件。普通の日本酒、ワイン、などに混ぜるのは禁止。度数が低いと発酵が始まり醸造になるからだと。
  • (2)混ぜる相手は、穀物は駄目、果実もブドウ、山ブドウは駄目。他の果物は記載なし。世間の実態からして制約なしと判断できる。
  • (3)発酵させると醸造酒となって届けなどが必要。醸造酒は自宅で自分で消費する場合も同じ(駄目ということ)。
  • (4)混ぜるだけの場合(混成酒)も、販売などに供したら、みなし醸造の扱いを受けて、酒税法の対象になる。もっとも日本に限らない。酒は税金でできている。

  • ぶどう酒の業者だけが保護されているのは理由があったのだろうが解せない。零細企業の保護目的ならある程度理解できるとしても、大企業が参入している現状では保護する必要など全く無い。
  • 他人に迷惑掛けず客人にも振舞わず自分だけで楽しむことに法律をはめるのは意味の無いことだ。(個人が一人で勝手に作って楽しむ酒は法律も入り込めない?)
  • 国は金(税金)を集めたいからこういう馬鹿なことをしているんでしょう。酒を利用しての金儲けを国がやっている勘定だ。

  • 仮に、手作りブドウ酒のレシピを考えたとしても、そのこと自体は法律違反ではないだろう。レシピ本を作って販売すると少しやばいかな。法律違反のそそのかしに当たるとされるかもしれないからだ。
  • 脱法ハーブははるかに危険だが法的には明確でないから、そのような本が販売されても問題にされない。ところがブドウでお酒を作るのは明確に禁止されているので直ぐに逮捕?。脱法ハーブを禁止しても国に金は入らないからだろう。政府の頭は正義より金儲け?。
  • 危険ドラッグと名前を変えても麻薬の取り締まりは温いままだ。司法が歪めば国が滅ぶかも。


ブドウの果実酒のレシピの研究
  • 探せば何かヒントはあるだろう。ただ水っぽいブドウが美味しい酒になるのは難しいのではないか。一般的な果実酒の手順に沿えばレシピとしては問題ないでしょう。

  • 以下は果実酒を理解するための仮のレシピですが、実際に作ることはしないでください。法律(酒税法)違反です
  1. 収穫したブドウ(房)から、出来のいい粒だけを取り分ける。
  2. 痛んだブドウ、熟しすぎたブドウ(液が洩れている)、青いブドウは程度問題だがジャムにするか、捨てるか。
  3. 取り分けた上出来のブドウ粒はよく洗い、しっかり水気を切る。(注意1)表皮に風味を構成するものがあるので余り洗うなとする考えも有ります。さっと水を掛けて済ませる。(注意2)またのオルタナティブは皮をむいてしまうやり方。皮は入れない。(ワインの赤白を参考)
  4. 応分のサイズのボトルに入れる。
  5. ブドウの粒が浸る程度にホワイトリカーを入れる。35度。ブドウが1キログラムなら1.0リットル~2.0リットルが目安か。《ホワイトリカー(焼酎)の癖のある味が気になる場合はブランデーを使ってみたい》
  6. 酸味を好む場合はレモンの果肉の輪切りを入れる。ブドウの酸味を考慮する。ブドウ300グラムに対してレモン1個が目安か。
  7. 氷砂糖を入れる。量はブドウ粒の20%程度。多めに入れると、ブドウエキスの抽出が進みますが、甘すぎると飲み方はロック、水割りなど薄めて飲むことになるので留意すべきです。
  8. ブドウは発酵しやすいので、冷暗所または冷蔵庫に保管。発酵すると手に負えないので秋の間は冷蔵庫が無難。《葡萄は酒を薄める傾向があるため発酵リスクを持ちます》
  9. 漬け込み期間(ブドウを取り出すまでの機関)は試行錯誤が必要。3ロット作って、3ヶ月、6ヶ月、1年で様子を見たい。赤白を考えると2倍の6ロット必要になる。《ブランデーなら1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月程度で良さそうだ》
  10. 漬け込み期間が終了したらフィルターで液体だけを抽出してガラス製のボトルに詰める。冷暗所または冷蔵庫に保管する。発酵リスクが残っている場合(泡が認められる場合)は保管前にボトルごと低温殺菌(70度程度数分)を行なう。
  11. 熟成期間は、ゼロのケース、漬け込みと同期間、漬け込みの2倍またはそれ以上の期間などから選択することになる。


ブドウの勝手発酵
  1. ブドウの皮には発酵を促す酵母菌?付いているそうです。黙ってブドウだけを入れておいても勝手に発酵が始まる。
  2. 緩めの糖分でも発酵は促される。
  3. ホワイトリカーの濃度を低めにする、あるいは量(割合)を控えても発酵は促される。冷蔵庫に入れなければ発酵は促される。
  4. 皮付きでやると何が出来るか分からないが、其れを楽しみにする人もいるだろう。
手作りぶどう酒の味を推測する?
  • 何を期待するかで変わるだろうが、酒好きなら十分美味しいだろう。特に皮を外したバージョンは上品な味が期待できる。シャーベットにして炭酸を入れれば、夏向きのアダルトなドリンクになると思われる。
  • 皮付きバージョンは好みが分かれるだろう。渋さと色の美しさが加わる。
  • 邪道を決め込むなら、葡萄の皮・果肉を崩して漬け込むのもよい。漬け込み期間は短めにしてアルコールはブランデーを使う。砂糖は控えめに。ろ過は丁寧にしっかりやること。透明に仕上げること。邪道のフルーツ・ブランデーを期待。
と、勝手に想像してみるのです。



ブドウは買うと高いので仮に適法の場合でも手作りは躊躇します。採算割れは必至。自宅にブドウの木を何本か植えている人や安く入手できる人だけは法律違反を気にするのでしょうね。一般人は、コスト的に見合わない手作りは実質的には無関係かな。

果実仕事の管理


果実酒の管理

果実酒は仕込までは直ぐに進むが熟成段階になると時間が掛かる分、やり直しが出来ない。

時間を掛ければ良いものでもない。

1つのロットが1つの管理対象だ。

材料、仕込み、熟成、消費、廃棄。

仕込み単位にカルテを発酵してやればよい。カルテは追記型。途中状態も、一切を時系列に並べればいいかな?。記録だから、あるべき論と実績ファクトは混同しないことが必要。

梅仕事の管理も方法論は同じになる。

途中で合流させる時は、スペックが変わる訳だから、親を記録して、新たにロットをスタートさせる。スペック及びプロシージャに親を明記すること。

ロットA+ロットB⇒ロットC



ロットID=「果実名」「作品名」「年度」「区分名」

果実名:リンゴ等。種別:酒・シロップ等。年度 :9999、区分名:識別のための特徴。

ロットSPEC=記述を増やせばキリが無いだろうが、基本的にはその作品を構成する内容。ラベルに記載する。
  1. 仕込んだ年月日・ブレンドした年月日 
  2. 仕込み責任者・ブレンド責任者
  3. 使用した果実名・品種名、果実の量(グラム、個数)
  4. 使用した酒・品種・量。ブレンドの場合はロットIDと量。
  5. 使用した糖分の種類・量。
  6. その他添加物の種類と量。
  7. 仕込みボトル ⇒ロットPROC?
  8. 熟成ボトル ⇒ロットPROC?

ロットPROC=再現可能なプロシージャ。

  • 時系列で記述。
  • 準備段階から
  1. (x月x日)材料調達
  2. (x月x日)仕込み

リンゴの果実酒を作る


リンゴの果実酒を作る

リンゴの果実酒」=「リンゴ酒」(林檎酒)と素直に言えばよいかな。



リンゴ酒の作り方」をチェックしてみよう。数限りなくあるから自分の気分に合うものを見つける。



昨年初めて作ってみたが成功か失敗かはまだ分からない。2年封印の予定だから。安物ワインの入っていたプラ容器ボトルに詰めるときに少し味見をしたら渋くて不味かった。あのままなら失敗ということだ。



基本的な手順と選択肢

材料

  1. リンゴ
    紅玉が一般的。好みの品種でも良い。量は1キログラムをベースにします。
  2. レモン
    酸味を補強するもの。リンゴ3個にレモン1個くらいが無難。酸味を好む程度によって増減させます。レモンを入れすぎるとリンゴの風味が犠牲にな懸念も。 
  3. 氷砂糖
    20%前後が無難。追加は出来るが抜くのは出来ない。お酒も甘党を辞任しない限り控えめにしておきたいですが、糖分が足りないと美味しく感じないのも事実。また、氷砂糖以外の糖分(黒糖など)は好みが明確なら構わないが普通は失敗する。
  4. ホワイトリカー
    1.8リットル。普通1.8リットル入りパックで売られています。ホワイトリカー以外では好みが明確ならトライしたい。最悪はお酒が台無しになりますから、いろいろ少しずつためしながらやるのが無難。普通の焼酎でもアルコール度数の高いものは値段も高いので覚悟が必要。ホワイトラムも面白そうだ。ブランデーも割りと普通。


道具

  1. 貯蔵瓶(密封できるガラス容器)4L(4リットルサイズ)

仕込み
  1. 容器の消毒
    容器を洗い、蓋を取ったまま水の入った大きな鍋かフライパンに入れる。容器にも少し水を入れておく。フライパンを加熱して水からお湯に徐徐に温度を上げていく。蓋は熱湯では変形のリスクがあるので説明書で確認する。不明の時はネットには当てない。80度とか90度とか十分な高温になったら取り出す。中のお湯を捨て、ホワイトリカーを手早く噴霧して、逆さにしてキッチンペーパーなどの上において水を切る。ボトルの温度が高いので直ぐに乾く。ボトルの蓋はお湯で洗ってからホワイトリカーを噴霧して消毒。
  2. リンゴのカット
    先ず水洗い。丁寧に拭いて水気を取る。たてに8等分に切る。蔕の部分の汚れがあれば除去する。芯は取らないが、零れ落ちる種があれば除去する。間違ってもカットしたリンゴは水洗いしないこと。ゴミが付着して気になる場合はホワイトリカーを噴霧して取り除く。
  3. 漬け込み
    ボトルにカットしたリンゴを入れる。リンゴの量がかさばるので、ボトルが小さい場合は、出来るだけ隙間の無い様に詰めて入れる。リンゴを入れたら上に氷砂糖を乗せる。次にホワイトリカーを入れる。最後にレモンの輪切りを乗せる。レモンは早く取り出すので一番上に置くと作業が楽。
  4. ボトルの保管
    冷暗所に保管する。冷蔵庫でも良い。


熟成

果実酒の難しいのは漬け込み方ではなく、熟成の管理です。漬け込みは果実の種類が変わっても似たり寄ったりになります。熟成の是非は、実は誰も分かりません。手作り=一品一様ですし、好みがまた人それぞれで、ベストポイントにピンを刺すことができません。



.2013-10-09-リンゴ酒(6x焼酎)

<識別>
  • .L.リンゴ酒-20131009-紅玉,
<仕様>
  • 紅玉6個 1.2キログラム
  • 氷砂糖 350グラム
  • ホワイトリカー 1.8リットル
  • レモン 2個
<手順>

2013/10/07-調達
  1. リンゴ(紅玉)1.2キロ(6個入り)、レモン1個を購入。
  2. 氷砂糖、ホワイトリカーは買い置きあり。
2013/10/09-仕込み
  1. ボトル殺菌
  2. リンゴは最初は8等分にカットしたが、最後の2,3個は面倒で4等分カットで済ませた。
  3. 汚れの溜まる窪みの所はカット。種は落ちるものは外す。中に綺麗に入って見えなくなっているものはそのまま。
  4. レモンは4等分に輪切り。
  5. 氷砂糖350グラム。少し多かったかもしれない。炭酸水で割って飲む飲み方になるかもしれない。
  6. 4リットルボトル
  7. パントリー保管
2013/10/12-ケアチェック
  1. リンゴが浮いてレモンが持ち上げられていたのでボトルを振って沈める。
  2. ボトルにはまだ余裕がある(空気が入っている)ので、紅玉1個~2個、レモン1個、ホワイトリカー200ミリリットル程度追加できそうだ。
2013/10/17-レモン追加
  1. レモン1個追加(計2個)
2013/12/11-レモン取出
  1. レモンを取り出す。レモン自体は痛みも何もないので取り出す必要があるのか疑われるくらい。結局2ヶ月の間も通常レシピの2倍の期間も入れていたことになる。レモンの苦味が出ているかもしれない。
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セイヨウナシ(西洋梨)


セイヨウナシ(西洋梨)
  • スーパーで2個売りのものを買って食べた。1個は柔らかく甘くみずみずしくて美味しかったが、もう1個は固くて甘くも無くみずみずしさの無く美味しくなかった。買う前に見分けるのか、買った後に熟成させるのか、その辺を分かっていないとお猿さんに負けてしまう。
  • ウイリアムズ・ボン・クレシアン:セイヨウナシの原種でイギリスで発見され、アメリカに渡りバートレットと呼ばれるようになった。
  • 西洋梨(学名:Pyrus communis)、バラ科ナシ属(英)Pear(仏)Poire。和梨と中国梨の東洋種系梨と並ぶ梨の分類の一つ。
セイヨウナシの美味しい食べ方
  • 成る程ね。ネットを歩くと、セイヨウナシは追塾(ついじゅく)が必要とある。普通は買ったときは固くてそのまま食べると不味く、芳香を出すようになるまで追塾させる。頃合いを見定めるのは慣れないと難しいらしい。
  • 逆に、柔らかいものを手に入れてしまった場合、追塾が進むのを止めるには冷蔵庫に入れるらしい。
  • だから、スーパーに行ったときには、手にとって固さ・張り・匂い(芳香)を比較しながら確認することだ。
  • 品種によって食べごろとなる時期が異なるので留意すること。


セイヨウナシの食べ頃
  • バートレットなどの早生種:9月~10月が食べごろ。
  • ラフランスなど:11月~12月が食べごろ。
  • 時期は目安であり、実際は物の状態を確認して食べるべし。
  • 色々な種類を食べて、時期を変えて食べて、試行錯誤を重ねる。
  • 追塾の時間、場所(温度)もいろいろ経験してみる。
  • 自分の好みを見つける。
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主な品種

セイヨウナシの品種は世界で3000~4000に近いとか。だからここにリストするのは無謀。意味も無い。
セイヨウナシ>エルドラド*
セイヨウナシ>オーロラ早生種。甘味、酸味、クリーミー、ジューシーがバランスしていて美味しい。*
セイヨウナシ>越さやか*
セイヨウナシ>コミス(ドワイエンヌ・デュ・コミス
*
セイヨウナシ>シルバーベル*
セイヨウナシ>スタークリムソン早生種。熟すと表皮が赤くなる。食べ時期の把握が難しい?。*
セイヨウナシ>セニョール・デスペラン*
セイヨウナシ>ゼネラル・レクラーク*
セイヨウナシ>ドワイアンヌ・ドゥ・コミス:栽培が難しく幻の西洋なしとも呼ばれる。

セイヨウナシ>バートレットこれも出荷は早い。追熟が過ぎると滑らかさが失われて崩れた食感になる。食べる工夫が必要。

*
セイヨウナシ>バラード

*
セイヨウナシ>ブランデーワイン表皮は 青色ってどんな色なんだろう?。黄緑色に若干青みが掛かっている程度で意識しないと分からない。あまり出回っていない。

*
セイヨウナシ>プレコース

*
セイヨウナシ>フレミッシュ・ビューティ(日面紅)

*
セイヨウナシ>マックス・レッド・バートレット

*
セイヨウナシ>マルゲリット・マリーラ早生種。*
セイヨウナシ>メープルレッド

*
セイヨウナシ>ラ・フランス10月頃の出荷。日本の生産の7割がラフランス。



*
セイヨウナシ>ル・レクチェ(LeLectier)これも美味しい。

*
セイヨウナシ>レッドバートレット表皮が赤い。味などはバートレットに同じ。



このサイトは良く出来ている。素晴らしい。一度訪問してみてください。

http://www.kudamononavi.com/zukan/pear.htm



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