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長野からリンゴとスモモの新品種「リンゴ長果25」/「スモモ長果1」

 リンゴ長果25

スモモ長果1

長野からリンゴとスモモの新品種「リンゴ長果25」/「スモモ長果1」


http://www.shinmai.co.jp/news/20150210/KT150205BSI090020000.php

リンゴとスモモ、県産新品種 県果樹試験場 近く登録出願

02月10日(火)

わせ品種で着色が良い「リンゴ長果25」

甘みが強くて大きい「スモモ長果1」

 県果樹試験場(長野県須坂市)が、リンゴとスモモの新品種を育成した。リンゴの新品種は8月中下旬から収穫できて色づきが良いため、県内の代表的なわせ品種つがるに代わるリンゴとして、栽培振興を図る予定。スモモの新品種は非常に大きく甘みが強いのが特徴で、県農政部は「従来のスモモの先入観を覆すフルーツとしてアピールしたい」としている。いずれも近く品種登録を出願する予定で、一般から名称案を募っている。

 リンゴの新品種は「リンゴ長果(ちょうか)25」。果実はつがる並みの300グラムほどで、つがると同様に1カ月ほど冷蔵貯蔵できる。つがるよりも赤い色づきが良く、糖度も14~15%で甘みが強い。酸度も高いため味が濃い。中生種の千秋(せんしゅう)にわせのシナノレッドを掛け合わせ、2000年から育成を始めた。

 県内の標高の低い地域では、高温傾向の影響でつがるに着色不良がみられており、こうした地域のつがるを新品種に置き換える計画だ。当面の普及目標は300ヘクタール。

 新たな「スモモ長果1」は果実が非常に大きい上、甘みが強く、みずみずしいのが特徴。同試験場の12~14年の栽培記録では、「スモモ長果1」の大きさは平均203グラムで、代表的な晩生種の秋姫の同140グラムを超えた。9月下旬に収穫する極晩生。

 昔から一般的に栽培されているソルダムと品種不明のスモモを94年に交配した。北原富裕・県農業技術課長は「従来のスモモとは違う新しいフルーツとして売り出したい」としている。

 同試験場は「リンゴ長果25」と「スモモ長果1」の苗木を増やし、今秋にも試験的に生産者に配布して栽培を始める。「リンゴ長果25」は18年にも本格的に収穫できる見通しだ。

 名称案は、県ホームページから応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入して18日までに県農業試験場知的財産管理部に応募する。


こういうニュースは嬉しい楽しみなニュースです。3年後には本格出荷が始まるのかな。早めに味見してみたいがチャンスはないかな。リンゴは色より味です。美味しければどんな色でも美味しく見えてくるものだ。わせ性と着色性が売りでは少し心配だ。

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