いちご戦争は「とちおとめ」を成功させた栃木県を今は「あまおう」の福岡県が圧倒している状況だが、栃木の次の一手がこの「スカイベリー」。カタカナ名にして今までの流れをイメージを払しょくさせたいのだろう。もう一つは栃木の名前を使わなかった。広域ブランドをいとしたものか。
中国、韓国の農業関係者が既に特許種子を持ち帰っているかも知れないが、管理はしっかりやってほしいものだ。安い人件費で逆輸出を食らったら栃木どころか日本のイチゴ農家が大打撃を受ける。DNAを保存解析して盗品検査の基礎データを整備しているんだろうね。後、監視カメラなども必要。
イチゴはフレッシュジャムにして食べてみたいものだ。
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http://www.jacom.or.jp/news/2014/12/news141212-26040.php
イチゴ収穫量46年連続日本一の「いちご王国」栃木県が、ギフト用ニーズに対応した新品種プレミアムイチゴ「スカイベリー」を育成。今年から本格出荷を開始した。
「大きさ、美しさ、おいしさ」が特長のスカイベリー 「スカイベリー」の特長は「大きさ、美しさ、おいしさ」。粒は極めて大きく、25g(3Lサイズ)以上が約3分の2以上を占め、揃いがいい。形はキレイな円錐形で、果色は明るく色鮮やか。食味は甘味と酸味のバランスがよく、まろやかでなめらかな食感と独特の香りが特徴だ。
栃木県産イチゴと言えば「とちおとめ」が有名だが、県ではこれに加え高級ギフト用の新たな需要喚起につながるイチゴを開発しようと、17年の歳月をかけて、10万株を超える株のなかから、この品種を選び抜いた。
品種名は全国から公募し、栃木県にある百名山のひとつ皇海山(すかいさん)にちなんで付けられた。
24年から試験販売を行ってきたが、今年から本格出荷をスタートした。初年度は約500tを出荷し、首都圏の百貨店や高級果物店などで販売される。また、12月から来年3月にかけて、パティスリー キハチ、新宿高野、ELLE cafeなど都内の果物店・洋菓子店や栃木県内の洋菓子店で、スカイベリーを使った限定スイーツが販売される予定。
PRイベントでの記念撮影。真ん中左のいちご王国の王様に扮しているのが福田知事。 この本格出荷を記念し12月9日、都内で福田富一県知事などが参加してのプロモーションイベントを行った。
福田知事はイベントで「(スカイベリーは)大粒でおいしい。自信を持って皆様に紹介したいプレミアムいちご」だと紹介。また、全国唯一のイチゴに特化した研究機関である「いちご研究所」(栃木県農業試験場内)の石原良行所長は「日本中の皆様に愛され、育てていただき、日本を代表するイチゴになってほしい」と、普及拡大に期待を寄せた。
また、ゲストとして女優・タレントの河北麻友子さん(=写真右から2番目)、モデルの筑井美佑輝さん(=写真左端)が登壇。河北さんは「噛んだ瞬間に果汁が口の中に広がった!」、筑井さんは「おいしくできている。たくさんの人に食べてほしい」と、それぞれスカイベリーのおいしさをPRした。
(写真)
上:「大きさ、美しさ、おいしさ」が特長のスカイベリー
下:PRイベントでの記念撮影。真ん中左のいちご王国の王様に扮しているのが福田知事。
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