サントリーが販売促進の一環として普及をはかっているようだ。
フルーツブランデーとは?
ブランデーにフルーツの味と香りをブレンドしたものということで良いでしょう。方法は求める味加減・香り加減によって変わる。ブランデーの品質、フルーツの品種や状態に酔っても違う。
ネットを見て歩いたら詰まらないレシピばかり。簡単お手軽に風味付けをしたって詰まらない。
- お手軽VS拘り?
ブランデーベースのリンゴ酒
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レシピ?
レシピを見ているとどうかと思うものもある。出来上がった酒の味についての記述が少ない。美味しいとあるが、どのように美味しいのか。
ただ単に果実酒を作ってみました。変わった味の酒が出来上がりました。 味音痴が作った酒なら美味しいのか不味いのかも分からない。
フルーツブランデーの場合は数時間、長くても数日程度の漬け込みなら、純粋に風味が加わるだけだから、好きなブランデーを使っている分には失敗はない。仮に失敗してもリカバリーも容易だ。
数か月の単位、あるいは数年に渡って漬け込もうとすると、失敗はそれなりに痛いものになる。フルーツ内の水分の影響も避けられない。
奥が深そうだ。
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紅玉リンゴをブランデーに漬け込んでリンゴ酒を作る等は定番の一つだが、フルーツブランデーはもっと手軽に楽しむ。フレッシュフルーツブランデーと呼ぶべきアプローチ。
(フレッシュ系)
フレッシュ&ジューシーなフルーツを使うと、フルーツの風味、味わいがストレートで楽しめる。水分が多いのでアルコール度数も下がって気軽に酔える。フルーツの量とブランデーの比率は好みで変える。度数の高いアルコールが苦手ならフルーツを圧倒的多くすればよい。あるいは水気の多いフルーツをミックスるする。フルーツは見た目も考えてカットして使う。とは言え、洗ったら水気はしっかり拭き取ること。
フルーツ多めのアルコール少なめの場合は当然日持ちはしない。夏場に作って冷蔵庫に入れても保管。気持ち的には<1週間ぐらいで>消費させる。手軽に少量を作って素早く楽しむのが基本だろう。濃い目に作って炭酸で割って飲むのもありますから、本当に自由自在にチャレンジ。いやしんぼでいることが肝心。《この場合もブドウだけは扱いが難しいが酒として保管する類ではないので問題になるとは思えない》
(ドライ系)
フルーツの水分を飛ばしてから漬け込めば、風味は落ちる(変わる?)が日持ちはする。とは言え所詮自家製だからその年の冬の間に楽しむくらいで良さそうだ。 適当にカットして風で乾かす。砂糖を振って積極的に水分を吸い取っても良い。当然エキスを吸った砂糖も一緒に入れる。
ドライ系の場合はアプローチがさまざまでキリが無いが、基本は好きなフルーツを好きに楽しむことだろう。それでも乾燥の程度、 熟成の機関、砂糖を入れるか入れないか、カッティング(皮を使うか使わないかも含め)、分量(フルーツとブランデーの割合)など試行錯誤は十分楽しめる筈だ。
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