- 「果実」
植物学的に定義すると、被子植物の、中に種子を含む構造のもの、のようになるらしい。難しい。法学的に定義すると、原資産が生み出す収益、とか言うらしい。不確かだけど。果樹が生み出す果実だから、理屈は合っている。しかし、果実(かじつ)という言葉は堅苦しい。それに不味いものも果実だだが、関心があるのは美味しい果物(くだもの)の方だ。このサイトで扱うのも基本は果物です。因みに果物と書いて”かぶつ”とすることもあるが通りは悪く、避けたほうが無難だろう。 - 「果物」
”くだもの”は秋の味覚の王様。人は、お猿さん、熊さん、鳥さん、虫さんらと争って自然の収穫を楽しみます。動物は調理はしませんから。果物は、そのまま食べる、熟させて食べる、果実酒にして味わう、ジュースにする、ジャムにする、ケーキに入れる、餅に入れる、焼いて食べる、煮て食べる、蒸して食べる。人という動物は、思いつく限り貪欲に秋の収穫を楽しむ訳です。 - 「甘実」
植物が恵んでくれる甘味を持っていて収穫してそのまま食することができるもの。何も手を加えずに口に入れるだけで最高の味にありつけるなら神に感謝する気持ちにもなれる。
- 定義のままでなくても、少し手を加えれば美味しくいただけるなら、果物ではなくても秋の味覚としてありがたく頂戴しよう。それが植物のどの部分かは気にしない。仮に甘くなくても補う味が十分なら満足できる。果物と野菜との間の線引きなども気にする必要はない。まさか、栗とか芋の類まで果実に含めるのはやり過ぎですが、立派な秋の恵ですね。味覚ですね。
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果実一覧
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- アケビ(木通)
- アセロラ
- アボカド
- アメリカンチェリー(ブラックチェリー、ダークチェリー)
- アンズ(杏子、アプリコット)
- イチゴ(苺)
- イチジク(無花果)
- ウメ(梅)
- オリーブ
- オレンジ
- カキ(柿)
- カボチャ(南瓜)
- カリン(花梨)
- キアノ
- キイチゴ(木苺)
- キンカン
- キウイフルーツ
- ギンナン(銀杏)
- コケモモ(苔桃、岩桃)
- グアバ
- グミ(頽子、胡頽子、茱萸)
- クランベリー(オオミツルコケモモ)
- クリ(栗)
- グレープフルーツ
- クワ
- サクランボ(桜桃)
- ザクロ(柘榴)
- サツマイモ(薩摩芋)
- サルナシ(猿梨)
- シーバックソーン(サジー、ヒッポファエ、シーベリー)
- シポーバ:Shipova
- ジューンベリー:Amelanchier
- スイカ
- スグリ(酢塊、グーズベリー)
- スターフルーツ
- スダチ
- スモモ(李)
- セイヨウカリン
- セイヨウナシ(西洋梨)
- ダイダイ
- チュウゴクナシ(白梨、シナナシ)
- デコポン
- トマト
- ドラゴンフルーツ
- ドリアン
- ナシ(梨)
- ナツミカン(夏蜜柑)
- ナツメ(棗)
- ネクタリン
- パイナップル
- ハスカップ
- ハッサク(八朔)
- パッションフルーツ
- バナナ
- パパイヤ
- ビワ(枇杷)
- ブドウ(葡萄)
- ブラックベリー
- プラム
- ブルーベリー
- プルーン
- ブンタン(文旦)
- ポンカン
- マンゴー
- マンゴスチン
- マルメロ
- ミカン(蜜柑)
- メロン
- モモ(桃)
- ヤマモモ(山桃)
- ユズ(柚子)
- ライチ
- ライム
- ラズベリー
- ラフランス
- リンゴ(林檎)
- レモン(檸檬)
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- 果物を美味しく頂戴することを目的にする。それも出来るだけ素直に頂戴する。お猿さんのように。
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果物頂戴アラカルト(くだものちょうだいあらかると)
果物頂戴アラカルト(くだものちょうだいあらかると)
- 収穫してそのまま食べる《基本形》
- 収穫して適当に熟成させてから食べる《基本プラス》
- 炭火などで焼いて食べる
- 茹でて食べる
- 蒸して食べる
- 油で揚げて食べる
- 天麩羅やフライにして食べる
- 摩り下ろして食べる
- 果汁を絞って飲む《ジュース》
- 氷砂糖などでエキスを抽出して飲む《果実シロップ》
- 酒類にエキスを抽出して飲む《果実酒》
- 砂糖などと一緒に煮て食べる《甘露煮》
- 果肉を砕いて砂糖などと煮詰めて食べる《ジャム》
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